先日、YouTubeにチャンネルを作成し、動画のアップロードを始めてみました。

使用カメラは、主にDSC-RX100。2012年に1インチの大型センサーを搭載して登場し、「高級コンデジ」市場の状況を一変させたソニーの意欲作ですね。
後継機の登場からも時間が経って初代DSC-RX100の値段が下がっているのを見て、思わず買っちゃいました。

このRX100、動画はフルHD/60pでの撮影が可能(AVCHD Progressive)と、高機能なのですが……どうも60pで撮影した動画は、YouTubeとの相性があまりよくない気もします。というのも、YouTubeは基本30FPS(倍速再生の裏技(^^;で60FPS再生が可能な場合もあるようですが)だそうで、60pで撮影しても無駄、さらには事実上の「コマ落ち」になってかえって見辛くなりかねない。
コマ落ちと言っても、60-30FPS変換で連続する2フレームの片方を切り捨てる形にエンコードすれば不自然感は軽減されますが、やはり動きの滑らかさは失われますからね。特に、速い動きを1/60程度のシャッタースピードで流すように撮影した動画を30pに変換するのは、実にもったいないわけです。

今アップしているのは、自転車や電車の走行映像で、なるべくなら「スピード感」を出すためにFPSぎりぎりのシャッタースピードで流し目に撮りたいところ。で、仕方なく30pで撮影しています。RX100だと30p動画は、1440*1080/30FPSでビットレートは12Mbps。フルHD/60pの28Mbpsからは「情報量」も一気に減って、なんだか損した気になりますね……

YouTube(30FPSのHD動画)に「最適化」するには、どんな設定で撮影し、どのような形で編集/エンコードするか。試行錯誤の過程は楽しいですが、できればYouTubeも早急に60FPSに正式対応していただきたいところです。


創作プログラミングの街 > ノート