初めての格安SIM環境として導入したIIJmioとBF-01Dの組み合わせが実用にならないので、Android用ソフト開発のテスト環境も兼ねてOptimus LTE L-01Dを中古で買いました。

Optimus LTE L-01Dは、4.5インチの高解像度IPS液晶、名前のとおりLTE(ドコモXi)対応、ワンセグ/携帯決済など日本向けの機能も充実したローカライズ……とかなりの高機能スマートフォン。日本の携帯市場ではやや存在感の薄いLGの製品ということもあってか、それほど話題にならなかったようですが、ネットでは隠れた(?)人気機種のようですね。

実際にしばらくL-01Dを使ってみると、まず大きめのIPS液晶画面の閲覧しやすさ、操作性が良い感じ。これまでメイン端末として使っていたiPhone4(3.5インチ)だと、情報量の多いWebサイトでは閲覧性が低下したり、思うように画面タッチが出来なかったりしてストレスがたまりましたが、画面が一回り大きなL-01Dではそれがかなり軽減されました。

やはり、Webブラウザなどで「情報収集」に使う端末にはある程度の大きさの画面が必要ということなのでしょう。その点では、iPhone5(横幅そのまま)は期待はずれでしたね。iPhone5にL-01Dクラス(4.5インチ、1280*720)の画面が搭載されていたら、iPhone5を選んだかもしれません。

L-01Dの初期OSはAndroid2.3ですが、メーカーからAndroid4.0へのアップデートが提供されているので、それをインストールして使っています。デュアルコアCPU、メインメモリ1GB搭載と数年前のローエンドパソコンに準じるスペックもあり性能面では特に「不足」を感じる場面はないですね。

IIJmioのSIMを使った通信も問題なし。BF-01Dで苦労させられた後だけに無線で「普通」につながるって、素晴らしいことなんだな、と実感しました……対応地域ではLTE優先で通信しているようですが、IIJmio側の帯域制限でその「速度」を実感することは出来ません。
もっとも、128Kbps(実効速度はもっと上?)もあれば、移動中に情報収集をしたりWebサービスを使う上では、さほど困ることもないですけどね。

ただ、このLTEが一因となってバッテリの持ちはかなり悪いです。私が都心部に出かける場合は、3-4時間ほど使えれば移動中ほぼ持つのですけど、持たない。移動中だけ使う場合であっても意識的に「節約」しないといけないんですね。格安SIMで使う場合はLTE対応というのが、意外な「マイナス点」になってしまうのかも。裏技を使わないとLTEを無効化することも出来ないようですし。
幸いUSB充電なので、汎用型のモバイルバッテリでも買いますか……

Android4.0とFirefoxの組み合わせではWebGLが使えるので、WebGL実験室で公開している電車シミュレーターを試してみました。結果は…8-10FPS。とりあえず「動いている」のですが、滑らかとは言い難い。
感じとしては、パソコン上のAndroid SDKのエミュレータで絵が動くプログラムを実行している時と似たような印象でしょうか(わかりにくい喩えを……)。


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